2016高松宮記念展望
★高松宮記念(GⅠ) 3月27日 中京11R 芝1200m
◎出走馬 ()は主な勝ち鞍
例 ・?枠?番 馬名(馬齢)・・・鞍上(当レース騎乗回数と勝利数) (主な勝ち鞍)
・1枠1番 ブラヴィッシモ(牡4)・・横山典弘(2年ぶり16回目、0勝) (奥多摩S)
→今週になってダンスディレクターの回避で繰り上がり出走可能に。鞍上はそのダンスディレクター騎乗予定だった横山典。前走阪急杯3着とここに来て力をつけてきた。
・1枠2番 ウキヨノカゼ(牝6)・・四位洋文(2年ぶり17回目、2勝・・98,10) (キーンランドC、クイーンC)
→昨年のスプリンターズS3着馬。前走の大敗から立て直せているかどうか・・・
・2枠3番 サクラゴスペル(牡8)・・勝浦正樹(4年ぶり5回目、0勝) (京王杯SC、オーシャンS)
→昨年は重賞2勝、スプリンターズS2着と完全復活となった。このレースは2012年から5年連続出走で、2013年には4着に入っている。
・2枠4番 ビッグアーサー(牡5)・・福永祐一(2年連続16回目、1勝・・04) (オパールS)
→ここまで重賞3戦連続1番人気ながら、重賞未勝利と不甲斐ない戦績が続いているが、ここで一変なるか?鞍上は先週重賞2勝の福永J
・3枠5番 スノードラゴン(牡8)・・大野拓弥(3年連続5回目、0勝) (スプリンターズS)
→一昨年のスプリンターズS勝利馬。前走オーシャンSは1年3か月ぶりのレースながら3着で、さすがはGⅠ馬というところを見せた。このレースは14年に2着に入っている。馬場が重くなればなおさらいいが・・
・3枠6番 ミッキーアイル(牡5)・・松山弘平(4年連続17回目、0勝) (NHKマイルC、スワンS、阪急杯など)
→昨年の3着馬。前走阪急杯では浜中Jの負傷で、松山Jに乗り替わったが見事に勝利。これが3歳時のスワンS以来の勝利だった。13年にはこのレース2着のある松山Jはここで悲願のGⅠ初勝利なるか?
・4枠7番 サトノルパン(牡5)・・和田竜二(4年ぶり2回目、0勝) (京阪杯)
→昨年京阪杯でビッグアーサーを下して、重賞初勝利。中京は久々だが重賞2着の実績はあり、適性はありそう。
・4枠8番 アルビアーノ(牝4)・・C・ルメール(初騎乗) (スワンS、フラワーC)
→昨年NHKマイルC2着馬。前走オーシャンSでは初めてルメールとのコンビとなったが、出遅れから後方からの競馬を強いられ、最後の直線では不利を受けるという消化不良のレースとなった。しかしコンビ2戦目、2度も同じことは繰り返さないだろう。まともにレースしてどれほど通用するか?
・5枠9番 ティーハーフ(牡6)・・池添謙一(8年連続12回目、1勝・・12) (函館SS)
→昨年の函館SSでは見事な末脚で重賞初制覇。ここ3戦は不甲斐ないレースが続いているが、1200mに戻り、直線の長いコースで侮れないだろう。兄のサドンストームは昨年このレース4着。
・5枠10番 アクティブミノル(牡4)・・藤岡康太(3年連続4回目、0勝) (セントウルS、函館2歳S)
→昨年3歳ながらストレイトガール、ウリウリを下して、セントウルSを勝利したが近走は苦しいレースが続いている。ビッグアーサーを下ろされた鞍上がここで発奮できるか。
・6枠11番 レッツゴードンキ(牝4)・・岩田康誠(4年連続9回目、1勝・・13) (桜花賞)
→昨年の桜花賞馬が初のスプリント戦。前走そこまで悪いレースはしておらず、スプリント適性があれば一発も。
・6枠12番 ウリウリ(牝6)・・戸崎圭太(4年連続、0勝) (CBC賞、京都牝馬S)
→昨年スプリント戦線に転向し、一気に開花。勝利こそ近走ないものの、惜しいレースはしており、重賞勝利のあるこのコースに変わるのは大きい。弟がブレイクしている中で姉も続けるか ?
・7枠13番 エイシンブルズアイ(牡5)・石橋脩(2年ぶり2回目、0勝) (オーシャンS)
→OP戦線でくすぶってる感もあったが、前走オーシャンSでは見事な末脚でそれを振り払う快勝。一気に主役候補に名乗りを挙げた。中京はこれが初となるがそこがどうか。
・7枠14番 アースソニック(牡7)・・D・バルジュー(3年ぶり2回目、0勝) (京阪杯)
→近走は前走以外は好走しており、条件次第では好走もありえるか。
・7枠15番 ローレルベローチェ(牡5)・・中井裕二(初騎乗) (淀短距離S)
→これが人馬ともにGⅠ初騎乗のコンビ。前々走OP1着、前走はシルクロードS2着と着実に力を付けてきている。中井Jにとってはノーチャンスではないだけに、落ち着いて騎乗してもらいたい。
・8枠16番 スギノエンデバー(牡8)・・鮫島克駿(初騎乗) (北九州記念)
→昨年の新人賞である鮫島駿は2年目ながらここでGⅠ初騎乗。
・8枠17番 ヒルノデイバロー(牡5)・・太宰啓介(3年ぶり4回目、0勝) (羅生門S)
→これがGⅠ初挑戦。エアロヴェロシティの回避で出走可能に。
・8枠18番 ハクサンムーン(牡7)・・酒井学(4年連続6回目、0勝) (セントウルS、アイビスSD、京阪杯)
→これで4年連続このコンビでの出走。13年は3着、昨年は惜しい2着だった。かつてはロードカナロアを下した実力で、7歳を迎えた今もまだそこまで衰えてはいない。苦楽を分かち合った人馬で、悲願のGⅠ勝利なるか?
●予想